学映システムと教育のICT
教育の現場にICTを
佐賀県にある学映システムは、教育関連に特化したシステム会社です。1984年に創業し、佐賀を中心とした九州エリアで校務や教育の現場でのICTの活用をソリューションとして提供しています。創業から35年以上経過しているということもあり、ICTの業界で考えればかなりの老舗ということになるのではないでしょうか。
タブレットPCを使用した学習をソリューションとして多くの学校にシステムやシステム機器の導入を行っています。もちろん、タブレットPCだけでなく、さまざまな教育の現場向けのシステムを開発しているそうで、学校関連のさまざまなパッケージソフトの販売も行っているようです。
教育におけるICT化は、一般企業に比べると遅れているといった感があるようですが、学習指導要領の改訂によって、義務教育でプログラミングの授業が行われることもあり、最近になって導入する学校も増えているようです。
ICTの活用によるメリット
教育の現場でのICTの活用することでどのような効果が出てくるのでしょうか。教科書や問題集といった紙媒体を使用する場合、冊数が増加すれば、持ち運びが困難ということもありますが、タブレットPCを使用するのであれば、いくら教科が増えたとしても、データ量が増加するだけで重量に変化はないでしょう。
例えば小学校の入学から卒業までの全ての教科書を想像してみるとかなりの重量が想像できるでしょう。しかし、それらを全てタブレットPCのデータとすることで、タブレットPC1台分の重量から変化はないでしょう。
また、ICTを活用することで、授業が分かりやすくなるということもあり、子供たちの興味を高めるという効果もあるようです。紙媒体に比べて短時間でより多くの情報を得ることができるというのが一番のメリットとなりそうです。
学映システムのさまざまなソリューション
学映システムのソリューションでもっとも代表的なものが、学習者用端末のタブレットPCではないでしょうか。電子教科書とすることもできますし、個人の学習用にも使用でき、さまざまな用途での利用が考えられます。ちょっとした時間でも、また、どんな場所でも学習をすることができそうです。
他にもPC教室や電子黒板など、授業で使用できるソリューションに加え、校務支援システムやグループウェアなど、先生方の行う業務のICT化のソリューションも用意されています。私立の学校等ではこういったシステムを導入している学校も多いようです。
また、学映システムはICTだけでなく、学校で使用する機器や備品などの販売も行っており、学校における業務のトータルサポートも行っているようです。もとは教材の販売を行っていた会社から独立しており、もともと行っていた業務も引き続き行っているようです。